将棋の強さとは何か?(将棋アマ六段の視点で)

「将棋の強さ」について考えてみました。

今のところ、アマチュアにとってのベスト7はこれではないかと考えています。

あとで変わるかもしれません。

 

 

1.将棋の終盤が強い

・これについては誰も異論を唱えないでしょう。

 

2.局面の急所を即座に見抜く

・急所を見抜く力が、将棋の実力に直結しています。

・この力を身に付けるために、プロもアマも悪戦苦闘しています。

・一般に、トッププロの第一感は70%当たっているそうです。

・これがトップアマになると、50%程度になるらしいです。

・それでは、アマ五段以下になるとその割合はどうなるのでしょうか?

・考えただけでも恐ろしくなります。

 

3.将棋の構想力が優れている

・これを身に付けるためには、その勉強方法は実戦中心になるはずです。

・感想戦や管理人提唱の1人感想戦(反省将棋)も、その候補です。

・他にもあるでしょうがここでは詳細については触れません。

 

4.大局観が優れている

・「2」とも深く関係しています。

・これもアマチュアには習得困難な強さの1つです。

・習得のための具体的な方法については、別の記事で考えていきます。

 

5.頭の回転が速い

・管理人提唱の瞬間詰将棋フラッシュ詰将棋は、練習候補の1つです。

・アマチュアの将棋は、持ち時間が短い場合が多いです。

・ですから、頭の回転の速さも将棋の強さに関係しています。

・プロもアマトップも、非常に頭の回転が速いです。

 

6.記憶力が良い

・将棋が強い人は、記憶力が良いです。

将棋の対局の再現能力も極めて高いです。

・感想戦で棋譜を再現できる人や過去の将棋を覚えている人は、

 将棋が強いです。

 

7.臨機応変な対応ができる

・将棋が強い人は、柔軟な思考力を持っています。

・この力が困難な状況を切り抜けます。

・また、局面を複雑な方へ持っていくことが得意です。

 

 ちなみに、若い頃の管理人は、

「1」と「7」だけで将棋を勝っていた気がします。

他は全く駄目でした。