激指13を買わない理由(激指定跡道場4)

以前、将棋ソフトの購入は「3年に1度」で良いのではないかと書きました。将棋ソフトの棋力アップを考えると、3年で1段が普通ではないかと考えたことが主な理由でした。しかし、この主張を「3~4年に1度」に変更したいと思います。

 

というのも、将棋ソフト「激指定跡道場」の発売が、2年毎にあるからです。例年通りならば、今年の7月にも<激指定跡道場4>が発売されます。(管理人は、激指定跡道場2を所有しています。)
 
正直なところ、通常の激指よりも激指定跡道場の方が魅力的です。

やはり、アマチュア将棋ファンは、定跡の知識とその絶対量に欠けます。特に、最新情報には疎い傾向があります。また、すべてを将棋の本でカバーしようとすると、費用が恐ろしく高くなります。

しかし、激指定跡道場を4年に1度購入すれば、費用は格段に減ります。将棋ソフトの強さを実感でき、なおかつ、定跡の勉強ができれば、一石二鳥です。
管理人は、今回はまだ将棋ソフト激指13を購入していません。購入しなかった一番の理由は、<激指定跡道場4>の存在でした。現時点では発売が確定していませんが、発売されることを祈っております。
 
 

余談ですが、将棋ソフトは、毎年購入するものではないと思います。1年程度ではほとんど強さが変わりません。仮に1年毎に0.3段程度強くなっても、アマチュア将棋ファンには全くわかりません。なぜなら、その強さはすでにプロのレベルに達しているからです。我々アマは、プロが少しだけ強くなった時にプロの将棋の棋譜を並べてもその強くなったことを把握することはできません。ですから、0.3段程度の棋力アップならば、購入は見送った方が無難です。

 

それに、クリアーできなければ、将棋上達の点でも意味がなくなります。

クリアーとは、そのソフトの最高段位に絶対に勝てるようになるということです。かつて、管理人も毎年将棋ソフトを購入していた時期があったのですが、どのソフトも毎年すぐに勝てるようになりました。今の激指の段位で言えば、激指二段や三段レベルに相当する頃です。ですが、今は、激指六段+にも負け越しています。こうなってくると、毎年購入して挑戦する意味がありません(どうせ勝てませんから)。

 

 

ただし、余程裕福な方やコレクターの方の購入意欲を止めるつもりは毛頭ありません。これに関しては個人の自由です。