最近年末から年始にかけて、谷川浩司プロの「光速の詰将棋」に取り組んだ。
解いた問題は、主に将棋五段クラスの問題である。
以前取り組んだ時は、将棋から離れて随分経った平成20年当時である。
この頃の将棋の棋力は、推定将棋二段程度だろう。
将棋から離れても、詰将棋もある程度は解いていた。
だが、解きやすい問題中心だったので、棋力的には随分怪しいレベルだった。
それから3~4年経って、将棋世界の詰将棋サロンに本格的に取り組んだ。
昨年(2012年)のことである。
問題数は、大体450~500問ぐらいになる。
その成果が、早速出たようだ。
年末年始に再び「光速の詰将棋」に取り組むと、五段クラスの問題でも易しく感じる。
詰将棋サロンの問題よりも、とても易しく感じるのだ。
実際スラスラ解ける問題が多かった。
2割前後は一睨みで解け、3割前後は1分程度で解けた。
この経験を踏まえて確信した。
やはり、将棋世界の詰将棋サロンの効果は絶大だ。
将棋高段、特に、将棋五段への近道だと断言できる。
昔は、詰将棋サロンに取り組むと、将棋三段や将棋四段になれると言われていた。
言い出した人は、2012年12月18日に急逝した米長邦雄永世棋聖(前日本将棋連盟会長)その人である。
だから、昔は管理人も、そのレベルを目指して真面目に取り組んだものである。
だが、最近の現状に合わせると、その将棋四段や将棋三段では実情に合わなくなってきた。
現代ならば、将棋五段や将棋六段の壁を破るための最高の教材になりそうだ。
取り組む上でとても重要なことは、たった1つである。
それは、諦めずに長期的に取り組むことだ。
このレベルに取り組むような人は、すでにある程度将棋が強くなっている。
そこから強くなるためには、相当高い壁を乗り越える必要がある。
だから、一筋縄では行かないのだ。
もう一度書く。
諦めずに長期的に取り組むことだ。